おまえこそが邪悪なものなのだ。 知らない間に、太陽の傾く時間が遅くなっていた。まだ明るいようで、でもまたそこになにか暗い気配もひろがりつつあった。影はぼくのからだをこえて伸びていく。 それにしてもぼくは影にじぶんをみるのではなく、影そのもの…
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