みずたまり

はしりながらねむれ

なんとか

午後やはり微熱があり布団で眠る。短歌の締め切りがあるのにどうなるのかと思いながら眠っていた。夕方目覚めるとかなり快復していたのでみずたまり例会提出の短歌づくり追い込み作業実施。そして、今回もなんとか10首提出歌ができた。同じような内容の歌ばかりになったかも。歌づくりの過程でかつて池本一郎先生にいただいていた『塔』7月号2004年をぱらぱら捲っていたら河野裕子さんが次のように書いていた。「この齢になってつくづく思うのは、歌は続けることが何よりたいせつだということである。歌の出来不出来は誰にでも、いつでもある。一寸、歌の作り方がわかり、頭角を現してきて褒められたり、自信を持ちかけた時がいちばん危うい。褒められたい、誰それに負けるまいという野心がなければ一頭地を抜くことはできない。しかし、どの分野でもそうだと思うが、野心と自意識は表裏をなしていて、自意識に負けると欠詠しがちになる。停滞ほど心地よいものはないと永田和宏が書いているが、惰性で出詠するのもよくないが、自意識に負けて欠詠するのはもっとよくない(pp.16-17)」。やはり続けること。ぼくのばあい継続は力なりという継続する力がないから二重に自戒と自称していかないといけない。継続という面では「みずたまり」は次回で例会40回を迎える。The sky is limit.の精神だな。