みずたまり

はしりながらねむれ

メディチ家から偶然の夕食

Cappelle Medicee式のあとすぐに着替えて、再びフィレンツェの街へ。午後3時くらいにメディチ家礼拝堂についた。メディチ家ゆかりのこのあたりサン・ロレンツォにはたくさんの店が出ている。礼拝堂の入り口は小さいうえに現在工事中で見落としそうなくらい。『るるぶ』にはそのことが書いてあった。「地球の歩き方」にないことが「るるぶ」に書いてあったりするとちょっとなんだかうれしい。せっかく2冊かったのだから、こうでなくては!さて、1階には宝物などが並んでいたがさっぱり訳がわからない。君主の礼拝堂の貴石でデザインされた床の豪華さや大きさは恐るべし!であった。それからミケランジェロの「曙」「黄昏」「昼」「夜」を見た。比較的さらっと見学終了。サン・ロレンツォにたくさんでている店をちょこちょこのぞいておみやげになりそうなものなどを少し購入。われながらせこい買い物だ。それから共和国広場やその界隈をぶらぶらしつつまたせこいお土産品を購入。フィレンツェにはたくさん出店がある。そうこうしていると大サン・ロレンツォきな郵便局があり、なぜか入りたくなって入ってみる。なぜか文具などを売っていた。そこにTシャツもうられていた。紺色にひまわり畑。一目惚れして、なぜかフィレンツェの郵便局でTシャツを購入することになってしまった。結果的に、これが自分のものとして購入した唯一の物品となった。その後、つれあいがどうしても行きたい!というお店を探すが、地図にあるはずのところにない。つかれて、パブでビール。これが悪かった。これまで地図に頼りながらもそれほど迷うことなく歩いていたフィレンツェであったのだが、ビール以降は迷って大回りしてしまった。腰も足も限界!というくらい歩いた。そうしているとなぜかスーパーが出てきた。朝行ったスーパーよりずっと広いし、品揃えがよい!店の奥には肉やチーズが量り売りされている。オリーブの石けんやピクルス類をおみやげにしようと購入した。つれあいもここぞとばかりに購入していた。大きな買い物袋を提げて、夕食の店を物色しつつ駅のあたりで疲れて座っていた。すると! 源五郎の青山さんをつれあいが発見!青山さんもぼくたちに気づいたように「おおお!」と。青山さんと夕食でもって、夕食の場所を考えていることを伝え、一緒に食べましょう!と誘う。青山さんはいやな顔せず、じゃぁとてくてくと歩き出した。体力も思考力も限界であったぼくらの救世主。大衆食堂のようないい感じのお店。パスタとワイン、それから青山さんのこれまでやフィレンツェでのことなどたくさんお話しをきき話をすることができた。とてもすてきな夕食だった。青山さんは本当に温かい人だ。こういう出会いもあるんだなぁ。