みずたまり

はしりながらねむれ

インディアナ大とのゲーム

camp randall stadium
ぼくたちの席があるブロックはRであった。はっきりとはわからないがIJKLMNは学生のブロックのようであった。学生たちはずっと立ちっぱなし。とても楽しそう。学生たちには決まった応援のスタイルがあるらしく、ときには鍵をみんなが手に掲げてちゃりちゃり鳴らしたり、前後に揺れたりいろいろ一体となって動いていた。ゲームは1Qからバジャーズが優位に立つ。なんということだろうか、ブラスバンドチアリーダーたちはずっと音を出し、踊りつづけている。時には、いやかなりの部分ゲームに集中せず応援そのものを楽しんでいるように感じた。2Qの途中。ウィスコンシン大学の女子ローイングチームが全米チャンピオンになったということで観衆の前で紹介された。すばらしいことであるが、しかし、ゲームのほんのタイムアウトの時間である。ハーフタイムではないのだ。その他にもいくつかの表彰などが時間が空いた瞬間にどんどん入ってくる。ゲームはバジャーズ断然優位。ぼくたちの席の前には数少ないインディアナ大のファンがいた。かなり落胆していた。しかし、冷静に考えてみてバジャーズファン席の間に陣取っている。それでいて、インディアナの応援をしている。バジャーズファンもそれにクレームをつけることもない。インディアナの応援はたぶん多く見積もっても100~200人いるかいないかだろう。バジャーズの応援は83000人。野球やサッカーならば喧嘩やいざこざが生まれるように思える状態でもここではあたかもそれが自然なことのようであった。自由の国だからか。昼を過ぎ、秋晴れというよりもほとんど夏のような日差しが暑さを増していく。スタジアムのなかはアルコールの持ち込みは禁止されているし販売もされていない。水とコーラとチップスとホットドッグがうられていた。結局41-24位でバジャーズが勝った。はい、するとマーチングチームがばーーんとグランドに。ここからはほとんど学校祭状態。歌ったり踊ったり。ぼくたちも気分よくホテルに帰ることができた。帰ると、11月のホストファミリーからメールがあり、急遽会うことに。穏やかそうな方でよかった。さて、長い間のホテル生活も今夜で終わり。明日からは北部へ移動。ネット環境もロケーションもかなりすばらしいホテルであった。これからはあらゆる面で苦労するだろうなぁ。ESLも明日が最後。荷作りをして出発に備えるとする。