みずたまり

はしりながらねむれ

紅葉はここでも

John Bates と自然めぐり自然主義者として名高い(のだそうだ)ジョン・ベイツJohn Batesさんに会うために近くのカレッジへ行く。ここで、ウィスコンシンの地形の特徴や植物の特徴を聞く。ウィスコンシン北部にはものすごくたくさんの湖が凝縮して存在しているそうで、これは世界でも屈指だということ。それからネイティブアメリカンと白人との歴史についても。1800年中ごろはフランス人と貿易をしていたそうだ。当時、ビーバーの毛皮で作った帽子が流行していたので、ネイティブアメリカンが狩猟でとったビーバーの毛皮と鉄砲などを交換していたそうだ。それから、イギリス人が来るようになって…。白人と不公平な条約を結ばされて、土地を奪われ、生活をうばわれていったそうだ。話を聞きながら、アイヌ松前藩のことを思い出した。
午後には、近くのFallison Lake自然公園をハイキングした。シュガーメイプルが黄色から赤へと色を変えていた。緑、黄色、赤が入り交じり、自然の自然な状態での紅葉を見ることができた。動物もたくさんいて、リスや小鳥がたくさんいた。歩きながら、ベイツさんが鳥を集めてみようとといって「プシーップシーッ」という音を口で鳴らし始める。彼は3回に1回は成功するけど、鳥にとって自分が出している音がどのような意味があるのかはよくわからないといっていた。はじめると、すぐ鳥が集まりはじめた。近くの木々にどんどん集まってくる。ぼくたちから手が届くほどの至近距離にどんどん集まる!なんということだ!amazing!
夜は、13人のメンバーがそれぞれ豚汁、焼きうどん、おにぎり、炊き込みご飯などをつくり、お世話になっているパムさんと通訳のカヨさんを招待した。とても美味しく、また楽しかった。お二人からいただいた言葉が心にしみた。自分の足もとをみつめてまた、前へ前へ。