みずたまり

はしりながらねむれ

Every exit is an entrance elsewhere.

ジョージのキャンディー販売霜月になりました。紅葉はほぼ終わりましたが、このあたりの芝はまだ青々としています。最近は霜がおりていますが、それでも元気な芝です。きっと寒冷地用なのでしょう。芝と言えば、ぼくのホスト先は森の中だから芝はないのですが、ちょっとしたお宅はみんな芝に囲まれています。芝だらけ。簡単に生育できるようです。これなら鳥取でも流行るかもしれません。
話は変わりますが、南扉高校での生活もあと少しなので、気付いたことを書いておくことにします。まず、出席。各授業のはじめに出席を確認します。といっても、名前をよぶわけではなく、座席指定なのでそれをみていない生徒を確認し、小さな紙に書いて入り口に貼り付けます。それを係の人がまわって回収するようです。出欠については事務が一括管理するようです。それから、これはジョージをヘッドとする数学チームが行っていることです。卸売業者から生徒が好むキャンディーを購入します。それを数学の時間のはじめにどれでも$1で販売します。先生の中にはガムやキャンディーを授業中食べるのを好まない先生もいますが、数学陣はそうではないようです。そこで買ったチョコレートバーを授業中にたべたりしております。さて、この$1というのは販売価格としては一般小売店の価格より若干安いそうです。そのためか生徒もよく利用しています。ジョージをはじめとする数学陣にとっては卸値での購入ですからそれでも利潤は少しはあり、それをためてスカラーシップに寄付するということです。ジョージ曰く、みんなが利益を得るのにどうして他の教科の人はやらないのだろうなぁと。アメリカ教育、奥が深くございます。