みずたまり

はしりながらねむれ

Frank Lloyd Wright @ Madison

Frank Lloyd Wright@Madison昨 日の約束通り、本日は朝からユニタリアン・ミーティングに参加。ランディによるとコンバース家の行くミーティング・ハウスはとても小さい方であると。本日 は子どもも一緒のミーティング故、音楽や読み聞かせがあったりしてディープな話し合いはありませんでした。参加者同士はそれぞれの思想信条を持っているわ けですから、別の意見を聞いたり、違う世代の人と知り合ったりというコミュニティ的な側面が強いのかなぁと思いました。11時過ぎにはそれが終わり、フラ ンク・ロイド・ライトが設計した1st Unitarian Meeting Houseへ。家から車で5分くらいだったでしょうか。このユニタリリアン・ミーティング・ハウスはまだミーティングをやっていました。小雨の中、これぞプレーリーハウスという外観をぐ るりと見て回りました。シンプルな中に幾何学的美があるフランク・ロイド・ライトらしい建物だと感じました。ランディがどうしても中を見せたいということ で、ミーティングが終わるころまで、もう一つの物件へ行くことになりました。そのもう一つというのも車で5分くらいのところにありました。閑静なマディソ ンの住宅の中でひときわ目立つかというとそうでもなくて、何気なくありました。こちらは通りの名前と番地がわかれば不案内でも必ず行き着くことが出来ま す。ランディはマディソンに長く住んでいて、このToepfer Aveを何度も通ったことがあったそうですが、気にとめたことがなかったそうです。民家だから当然はいることは出来ません。外観をぐるりとみました。屋根がフラットなバージョンのプレーリーハウスの典型。玄関 側の街路にフランク・ロイド・ライトが設計したというプレートが埋めてありました。ひっそりと。ランディは好奇心旺盛でこっちこっちとこっそりと垣の隙間 から数歩だけ進入してぼくを呼びます。ここはめったに入れるところじゃないからここから写真をとりなと。それはそうです。私有地だから普通は入れないわけ です。それから、またユニタリアンへもどると、ミーティングがちょうど終わった頃で三々五々参加者のみなさまお帰りの様子でした。ランディは自分はユニタ リアンだからいいんだよとどんどん突き進んでいきます。内部もなるほどライトらしい幾何学的美しさ。外からガラス越しに見えたパイプオルガンが中からは しっかり見えました。それから、廊下をすすむと10枚ほどでしょうか、彼の浮世絵コレクションが展示してありました。このことはランディも知らなかったよ うでした。ということで、ガイドブックには多分ないようなフランク・ロイド・ライト建築ツアーを満喫しました。お昼過ぎからはESLクラスでお世話になっ たルース先生と会いました。社会構成主義多文化主義、日本のことなどたくさんしゃべりました。すごく刺激をいただきました。あ、頂いたと言えば、「あら くれにほんかいさんはどこから来たのだったっけ?」「鳥取です」「はい」ってな感じで20世紀梨をいただきました(値札が付いたままでした。 $2.99)!友達が働いているスーパーにあったということでした。驚きました。鳥取からマディソンに来ているのはぼくだけだと思いこんでおりました。 ホームステイ最後の日曜日はとても自然に過ぎていきました。 ※写真は大きくなります
Jacobs Ⅰ house1937 と Unitarian Meeting House1951