みずたまり

はしりながらねむれ

雪が降る

Boland Kelder & Higueruela俳句や短歌の技?でモンタージュというのがあるそうだ。二物衝突ともいうそうだ。短歌をはじめて5年10ヶ月になろうとしいるのに知らなかった。昨日はじめて知った。ぼくの短歌はモンタージュに頼っているそうだ。文脈がちがう上句と下句を一首のなかにおさめることによるぶつかり合いでプラスαの新しい意味を生み出させるというようなもののようだ。詳しくて正しいモンタージュの定義はわからないが、とにかくそういう歌が多いと言われれば確かに多い。それに破調も多い。確かに多い。文語と口語が混ざっていると言われれば確かに混ざっている。混濁している、たしかに。動詞や形容詞やオノマトペの吟味も足りないと言われればやっぱりこれも足りない。なんだ、足りないものだらけだ。トホホ。
 今夜も昨夜も家でワインを飲んだ。昨夜はBoland Kelder2003というinternational winemaker of the yearとthe best South African producerを受賞したところが作った南アフリカ共和国のカベルネ・ソービニオン。パンチがあって、口の中ではじけるうようにひらくとても美味しいワインだった。今夜はHigueruela2004というスペインはコルシカの赤。こちらはパーカーさんが90点をつけたというワイン。軽くてすっきりしていてフルーティーでがぶがぶ飲めた。
 ワインを飲みながら、短歌のことを思った。トホホ気分がなかなか抜けない。