みずたまり

はしりながらねむれ

さんたんけん2006春

沢田さんが主宰なさっている「さんたんけん」(三宮短歌研究会@神戸市勤労会館)に参加させていただきました。三ヶ月に一度開催されている阪神間のポトナムの方が集う会です。沢田さんの超結社だからということばを頼りに2回目の参加でございます。歌は広いという通り、ポトナムにはポトナムのにおいがあります。空気の読めないところで、前提条件を共有していないところで、発言するというのはなかなか大変です。じぶんがみずたまり歌会のときのよにずばずば言いたいことを言いにくいというのはちょっとストレスです。ですが、ポトナムの選者である中野さんや小松原さんの解釈や批評は参考になるところがいくつもあります。いうまでもなく沢田さんの精緻で理詰めの議論も大好きで憧れます。博学才鋭とは沢田さんのことです。それから会に参加なさっているみなさんのやさしさもおおく感じました。問題はぼくの技量です。今回の歌は正直どれくらいの完成度として沢田さんにうつるのかなぁという一点で提出しました。まずまずの評価だったように思います。動詞がおもしろいねというのがぼくにとっては一番ありがたい評でございました。精進しつづけたいと思いながらスーパーはくとでは爆睡でした。さんたんけんのみなさまありがとうございました。 提出した歌
 寒空にムーンチャイルド躍り出て前夜であると気づいたようだ