みずたまり

はしりながらねむれ

七夕の夜に

「話したいことがある」ということで約束していた若人と食事をする。ずいぶん久しぶりに会う。過去に一緒に行ったという「一心(いっしん)」へ。美味しいアジのお刺身などをいただきながら、さて、「話したいことって?」と尋ねた。来年4月に結婚するのでその報告をとのことであった。いかにも彼らしく律儀で義理難いところが、うれしかったし、いやいやそれより結婚を決めたとのことを祝った。25歳で結婚とは若いなぁ。ぼくとはえらい違いだ。そんな話をしていたら、彼とやはり同い年の若人が合流。仕事やサッカーの話などをした。二人とも日々充実しているようで、頼もしく思えた。爽やかで飾らない若人に多くの刺激をもらった夜は、4次会の「ノーグラン」で少し飲んで別れた。彼らはまだ次へと飲みに行くようだった。すごいパワーだ。帰りは、飲み始めた頃には降っていなかった雨がザーザー。傘もなく、濡れて帰った。帰ると玄関にタオルがおいてあった。