コンバース家の鳥取2日め
昨夜からの雨が断続的に続く。ぼくは一度も乗ったことがなかったのだが、浦富の遊覧船にのって景色を見るのがよいのではない
かと思い、朝から浦富へ。大型バスで観光客もおとずれるなど、ずいぶん賑わっている。烏賊をほすための機械がぐるぐる回っている。遊覧船は大人1人
1200円で40分のコース。山陰海岸国立公園であり、山陰の松島(行ったことがないのだが)と言われるくらいだから相当美しいのだろうと期待を高めてチ
ケット購入。と、波が高くなってきているので揺れますが大丈夫ですかと尋ねられる。一同大丈夫と応えた。ほどなく乗船時間になり、出港。雨で窓が濡れてい
る。波も少しずつ感じるようになる。自然がつくりだす岸壁や小島はたしかに美しい。晴れた日ならばそうとう美しいのだろうなぁと思っていると、波が危険な
のでここで引き返そうと思うというアナウンス。え!まだはじまったばかりなのに!と思っていると、もう少し行ってみましょうと。そこからはジェットコース
ター並みの揺れ。ひどい揺れの連続。景色を見ることなどできないほど揺れに揺れる。この程度では転覆しない旨をアナウンスは何度も告げる。ひえーの連続で
結局30分ほどで着港。ふー。浦富から東浜へ行ってみるが、雨は強くなるいっぽうで海岸に行っても仕方がないと降車をあきらめる。おみやげ物購入を希望さ
れたので、昼食もかねて鳥取駅へ。タラとキャシーは梨のお菓子をたくさん試食しつついくつか購入。タラはどれもこれも美味しいと言って楽しそう。昼は回転
すし。その後、鳥取物産館へ。ここで砂丘のキーホルダーやキティちゃんの鳥取限定版を購入。若桜街道を少し歩く。いろいろ話していたら骨董店に行きたいと
キャシー。ならばと風庵へ行く。鳥取の見所は自然に依存したものだから雨だとちょっとつらいなぁと思っていたのでちょうどよかった。キャシーだけでなくタ
ラも風庵でさんざんあれこれさがして楽しめたよう。525円の軸、着物の端切れ、ポーチ、こけし、などなど購入。京都のお店はどれも高くて買えなかったそ
うだ。店を出ると雨があがっていたので、白兎海岸へ行こうということに。というのもおみやげ品にうさぎが多く使われているので、どうしてかと聞かれ、
white bunny beachとmyth of white
bunnyのことを簡単に話したからだ。車を走らせていると湖山のあたりからすごい渋滞。これはひどい。海岸ならどこでもよいということなので、引き返し
て賀露海岸へ。雲がたくさんの空だったのが残念だが、念願の海岸に足を踏み入れることが出来て3人とも満足そう。よるはホテルのレストランで和定食。ぼく
は一緒しなかったのだが、つれあいと二人で9時過ぎにおみやげを渡しに行くと、「すごい夕食だった」と満足そうであった。温泉もよかったと。奮発してホテ
ルモナークを選んでよかった。よかった。