みずたまり

走りながら睡れ

IL MARE

ぼくの知っている若人がいまフィレンツェに滞在している。彼はいろいろと悩み壁にぶつかっていた。何かを変えたい、じぶんを確認したいという思いでフィレンツェへ行き、そこでひと月を過ごしてみようと思うと聞いたのは夏の終わりだった。ぼくはすぐに「源五郎」の青山さんを紹介し、青山さんに彼のことをたのむとお願いした。きっと青山さんからすれば、迷惑でやっかいな話だっただろうに、ぼくの知っている若人をしっかり受けとめてくださった。さっき、彼のおおいなるひと月がいよいよ終わるというメールを青山さんからもらった。深くじぶんと対峙したであろう若人は同時に青山さんのまなざしのあたたかさを感じたことだろう。若人の成長と青山さんのあたたかさ。フィレンツェの青山さんに感謝しつつ、若人の成長に期待しつつ、イタリア語で「海」を意味するという「IL MARE」というスプマンテを飲んでいる(単なる酒好きなり。とほほ)。青山さん、本当にありがとう!