みずたまり

はしりながらねむれ

放哉を書く

鳥取は文化立県?を目指しているそうだ。しらなかった。知らなかったのはぼくだけのようで、第4回鳥取県総合芸術文化祭というイベントが9月から11月まであちこちで行われているらしい。いや、鳥取県民短歌賞もその一つであったようだ。しらなかった。本日は、県民文化会館で書道、詩吟?、演劇などのワークショップが開かれていた。ぼくは言水抱泉師匠にいただいたチラシにある、鳥取県書道連盟役員展「放哉を書く」を見に行った。理事の書だからそうたくさんはないだろうと思っていたら、ずいぶん作品数が多い。それぞれの理事が放哉の句を思い思いに表現なさっている。パンフレットを見ると、連盟会長の柴山抱海さんから理事総勢51名が存在するとわかった。びっくり。こんな小さな県に理事が51名もいる組織があるのだなぁ。こういう組織はどうなんかなぁなどと思っていると、大きな筆で文字を書くワークショップがはじまった。抱泉師匠をはじめ理事のなかでも若い方々が最前線で動き回っていらっしゃる。活気がある感じ。この活気、いいなぁ。県歌人会とはえらい違いかも。理事51名はちょっと多すぎるけれど、人ごとながら。組織を活性化し、更新しつづけるというのは難しいことだ。どこの世界も。