みずたまり

はしりながらねむれ

横暴すぎる

鳥取は流通の関係で雑誌などの発売が東京や大阪に比べてすこし遅れる。毎月購読している角川の『短歌』四月号がソウルに行っている間に届いていた。ぱらっと開くと佐佐木幸綱さんが松村正直さんの先月の同誌の文章への反論を書いていらっしゃる。読んでみた。心拍数が上がった。ショックだった。怒りと悲しみが混在する状態。短歌のある生活を送ること歌を読むことはその人にとってどういうものなのか。短歌雑誌を編集するとはどういうことなのか。文芸誌を編集している人はこのことをどう思っているのか。(いろいろ思いがあってまとまらないから今度ぼくなりに感じたことをまとめてここに書いておこうと思う。)
 佐佐木さんの文章、あるいは、佐佐木さんのあの文章を載せた出版社や編集者は短歌という営み、言論にかかわること、などについてその意図や認識を説明しなければならないはずだ。ひどいことだと思う。短歌っていったいなんなのだ。こんなことでいいのか。