みずたまり

はしりながらねむれ

神亀ひやおろし&菊水ふなぐち

神亀ひやおろし&菊水ふなぐち 4月の転勤以来、最近は職場でのストレスもずいぶん軽減されてきていた。しかし、まぁことは順調にいくことばかりではなくて、若人にいらいらしてる。もちろん、待つ姿勢でいるのであるが…。そんないやーな待ちのストレスもあり、帰りは中沢酒店へ。本日は最初から神亀にしようと決めていた。熟成してしっかりしたお酒を味わうことによって若人を待とうとの気持ちを励まそうなど思っていたから。で、神亀のなかで結局「ひやおろし」にした。ひやおろしではあるが、そこは神亀。瓶詰めから2年経過しているから熟成はすすんでいるだろうと店主。それから、ワンカップで菊水の「ふなぐち」生酒。これも製造年月日からおよそ1年が過ぎているのがよいとのこと。
 夕食中にまずは菊水「ふなぐち」。ほどよい芳香と派手ではないがどーんとくる味。きれもさすが。うまいうまいと一気に飲みほし、次は神亀ひやおろし」。ひやおろしなのに2年も熟成させているところが神亀。色はやや飴色がかっていて照りがある感じ。香りに派手さは全くなく飲む前から神亀そのもの。一口。鼻に抜ける香りがやわらかで、味はまるく広がる感じ。重くはなく軽く切れる感じ。ひやおろしでこの広がりはさすが神亀!ぷはぁー!嘗てつくって冷蔵庫に入れていた烏賊の塩辛を合わせるとさらに広がりは豊かに!すごい! 何事も熟成が大切なのだなぁ。本物は熟成されてこそ、その味わいをひろげるのだ。もう少し、若人の成長を待つことにしようかなぁ。