みずたまり

走りながら睡れ

Sさん

ひかり2006年は今の湖山(こやま)ではなく、立川(たちかわ)ではたらいていた。その冬、先輩同僚Sさんが体調を崩して入院なさった。なぜだかSさんとはトイレで立ち話することが多くあった。Sさんはお子さんが少年野球をなさっているということで、審判などの世話をなさっていた。そのことをほんとに楽しそうにうれしそうに語っていらっしゃった。入院は急性○○病というような種類のものであったらしく、面会がなかなかできないということであった。もちろん、今思えば、手紙をかくとかむりやり押しかけるなどの方向があったのかもしれない。ともかく、ぼくはSさんの病院を訪れぬままであった。2007年12月9日。Sさんはかえらぬひととなった。44歳。今年の鳥取の冬はわりと穏やかなんですよ。Sさん。