みずたまり

はしりながらねむれ

コースト

旧国号9号線また倉吉への出張が増えるシーズンとなった。もちろん、行きは日本海に沿って旧国道9号線を走る。あたたかい中にもまだまだ肌寒さが残る日々なのだが、海はもう初夏のブルーになっている。この初夏の日本海のブルーをぼくはこころから好んでいる。ほんとうに美しい。どうして若い頃にはこういうことに気づかなかったのか。

マディソンであったUWの院生のひとりが、自分は「東海岸の生まれで、大学は西海岸へ行った。いまは湖しかない。だから、博士論文が書けたらすぐに海岸のある街に住みたい。I need the coast.」といっていたのを思い出す。

マシンの上を歩くことにも慣れてきた。いや筋肉痛はあるのだが、速度は平均6キロをすこしだけ超えている。月曜日から4日連続で歩いたので、そうとうに参っている。これはいかん。とはいえ、金曜日から日曜日は歩けない。

「私たちは自らの信念の囚われ人になります」というフレイズがあった。それはたしかにそうだなと思いながら読んだ。