みずたまり

はしりながらねむれ

3度めのソウル

北朝鮮遥かなり今回のソウルはDMZ(非武装地帯)へ行くということだけが決まっていた。あとはぶらぶらである。5日についてみて、まずはガスである。霧というのか靄というのか。インチョン空港からずっとガスっ東大門ている。ソウル市内もしかり。宿泊はウエスタンコープレジデンス。ウェブ上の評価ではなんだか厳しいコメントもあったが、結論から言えば快適そのもの。これに文句をいうというのはレジデンスの認識違い以外にない。チェックインのあとはソウル駅そばのロッテマート、あとはミョンドン界隈そして南大門市場界隈をぶらぶらして飲んでかえって、また飲んで。翌日は早朝7時半にDMZのツアーのピックアップ。やはりこの日もガス。統一展望台そばまでソウル市内から1時間くらいだったか。そこからツアーのバス。橋を渡る検問ではバスのなかまで迷彩服の軍人がはいってきてパスポートを確認する。ほんとのほんとの緊張感なのだが、それがまた妙に上質のアトラクションのようにも感じてしまう。停戦ではなくて休戦状態なのだということのリアルが伝わってくるようであるいっぽうでなぜか鈍感な自分もいる。それから、第3トンネルへ。第3トンネルはとにかくハード。やく300メートルを下っていってそれからトンネルをすすむ。よくもまあ掘ったものである。行き止まりまで行って300メートル下った道のりの急勾配を上がる。それから統一展望台へ。イムジン川がそこに見えているのにガスで北朝鮮側はまったく見えなかった。残念。昼過ぎにソウル市内にもどって、またしてもぶらぶら。2日目の夜=最後の夜はレジデンスそばになる東大門を見に行く。夜の東大門は人もいなくて、静かな気持ちになれた。本日の帰宅は午後5時。あしたからまた仕事。