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みずたまり

走りながら睡れ

赤とオリオン

キリンのコーラマディソンのカラーが赤というわけではないと思う。ウィスコンシン大学のカラーが赤ということであると思う。
共和党の州知事の横暴に、マディソンが真っ赤に燃えている。
ランディによると、土曜日は6万人がそのデモに参加したそうだ。
ぼくの記憶のざっくりさなので恐縮だが、マディソンの人口は20万くらいだ。そこに6万である。
NYTなどの記事にも扱われていて、たしかに、キャピトルに集まる人、デモ行進をする人、赤いシャツを着ている。かぶっている。

昨日も今日もオリオン座がきれいにみえた。
オリオン座を経由して昴をみつける方法があるらしいことがこの前の旧月歌会で話されていた。
冬の星座のオリオンをならったのは、いつごろだったか。
赤い星がからだにうきあがるように、たしかオリオンにあったような。

オリオンというと、また思い出す。小学生のとき。ぼくは徒歩で学校に通っていた。往復約4キロ。
その通学路に、その当時すでに昔栄えた感じの商店街があった。その脇の小道をはいったところに「オリオン」という看板があった。そこには、いいものなのかどうかわからないが、植木というか植物の鉢と鯉や金魚が売られていた。
結構な広さがある店なのだが、薄暗い感じで、小学生ながら、これって昔飲み屋だったのではないかと感じていた。
ある日、そこから、おばちゃんが出てきているのを見かけた。
おばちゃんというのははなはだ失礼で、ドラマなんかに出てくる感じの、
夜の蝶が昼間ぼーっとしている感じの女性に見えた。
実際はわからないけれど。
その人は、小学生のぼくたちにちょっとしたお菓子をくれたり、
話しかけてわらったりしていた。以来、不定期にあ、きょういるよ、
ってな感じに出会っていた。そうこうしている間に、
小学生のぼくの興味はしらぬまにそこにはなくなっていて、
オリオンにつづく小道を行くこともなくなった。

高校生になったころ、ふとそのことを思い出してそこへ行ってみたことがある。建物はのこっていたが、もうそこにはオリオンの看板はなかった。