みずたまり

はしりながらねむれ

信州サーモン

信州サーモンスキー以外でははじめての長野。東京からは新幹線であっという間。さていろいろおわりまして、夜の二次会へ。長野の方と京都の方とぼくと三名で駅の近くのなんとはない居酒屋に入る。ぼくなどは、なんというか、野沢菜とかネマガリダケとかそういういかにもステレオタイプのを注文してしまうわけである。そこに、長野の方がすかさず「信州サーモンたべたことありますか?」と。見ればメニューに堂々とある。初耳!ということで、刺身が出てきた。色は赤赤としてサーモンのピンク系とはちょいちがう。むしろマスっぽい色。食感はぽてっとしていて、臭みはまったくない。いいサーモンのとろのような濃厚な油はなく、でもこの淡泊な感じはなかなかのもの。さきほど調べてみると、人工的につくられたものらしい。

歌会の前にそういえば、ちゃんと蕎麦もいただいた。なんとなくの嗅覚というか、感で駅からちょっとうさんくさそうな小道を行くとありました!「そばきりみよ田」。中盛りでセイロが2段。ビールもちゃんとしていてはじめて飲んだのだが信州ブルワリーのマウンテン・エール瓶をいただく。これはほんとにすばらしかった。知らないことを恥じた。とほほ。エールの鼻をくすぐるかおりとあとにくる甘さ。そうとうにすばらしかった。そばももちろん。それから、わさび葉づけなども小鉢にてんこ盛りでてきてかなりのレベルであった。

翌日は善光寺へ行く。戒壇巡りなるものをこれまた初体験。雨がものすごく激しく、散策らしい散策もせず、また時間もないので長野駅まえの「戸隠」という蕎麦屋へいく。戸隠と聞くだけでうまい蕎麦なのではないかとおもうのはよそ者ゆえかも。お洒落っ気のないふつうの蕎麦屋さん。大丈夫かしらとおもいつつ。しかし、ここも侮れないもの。なかなかであった。

おっと、書き忘れてはいけない。長野のみなさんのそれはそれはすてきな歌会とOさんはじめみなさんの気遣いに感謝感謝♪