みずたまり

はしりながらねむれ

江戸雪さんが書いた入門書

えどさん鳥取の新聞は日刊。全国紙も日刊。朝刊にあらず、夕刊にあらず。朝一度の配達。わがやは朝日新聞。一面の下の書籍の広告欄にあの!江戸雪さんの短歌入門『今日から歌人!』の広告が載っいた!ちょっと、いや、かなりの驚きである。出版社が短歌っぽいところではないからこういうすごいことができるわけか。ぼくはアマゾンではやばやに購入したので今度鳥取にお越しのときには署名を入れてもらうということをビザール店主と話したのであった。ある夜。

海を見に行った。夜だったので、青い海ではなかった。漁り火が見えた。砂がさらさらとしていて、指でさわるとこまかな粒のそのひとつひとつが粒を感じさせた。そう海を見たのは砂丘の近くのいや、砂丘の端っこのちいさな浜。ニセアカシアの甘い香りはもうなかったが、暗い砂浜にスナビキソウのちいさな白い花とたぶんコマツヨイグサの黄色い花がぼおうっとあかるく見えた。

色が見えるというか、もちろんはっきりとした鮮やかな色ではないのだが、ともかく色が見えるということはそれが光を反射しているということだろうから(詳細不明)、など思って空をみると、半月がでていた。