みずたまり

はしりながらねむれ

オリンピック最終予選バスケ女子

young's london aleユーロが終わった。ユーロの決勝がはじまる二時間ほど前に、バスケットの日本代表(女子)はカナダに負けた。選手はよく頑張っていたとはおもうが、運がなかったのだろう。
ただ、これはまったく別次元のことなのだけれど、やっぱり負けるわな、とも思った。比較の相手はサッカー日本代表(男子)である。

日本バスケットボール協会は、それこそ利権争いというかまったくもって機構として機能していない時機があった。もしかするといまもかもしれない。男子の外国人監督を急に首にしたり、いまのどこかの政党のようにちいさな争いを繰り広げていた。そういうところだから、中川文昭監督がかつてシドニーオリンピックですごいチームをつくったようなときから、代表は進歩していない(ように見える)。ザッケローニはどうだ。生き生きとした選手の成長、先述、メディア対応、そして結果。どれをとってもすばらしい。そしてなにより、ワールドカップ予選を応援するぼくなどは、勝手に緊張感いっぱいになっている試合前にザッケローニが映し出されると頼りになるな—とおもってします。自然とそう感じる。

然るに、女子バスケ。渡嘉敷の怪我がたしかに大きいのだろうが、シドニー以来、その地平を超えられない。もう日本人に監督をさせてはいけない。内輪でどろどろやっているばあいではない。もういい加減わかってほしい。いかにもオールドファッションなしがらみ内輪政治では何も変えられないのだ。 

ロンドン。せめて、ビールだけでも。