みずたまり

走りながら睡れ

第39回例会

 昨日、午後2時から6時まで例会それ以後は反省の飲み会だった。反省の飲み会を反省する会をこばちゃんと二人でおこなった。こばちゃんありがとう。いろいろあってもとにかく5年目40回になろうとするみずたまり。短歌の腕はもちろん人間的に成長せねば。さて、今回の例会の池本一郎先生の3選。
 ◎ストレスの理由を何もなきことと答えたるきみ 旅に出ようか (千)
 ○仮の名のチビとよばれたままで逝くまなこにわが身か細く映る (井)
 ○凹凸はどちらも5画の漢字です分からないことだらけの国です (荒)

 「ストレス」の歌。ストレスというのは一体どこから来るのか。仕事、人間関係、政治、などなどさまざまな要因があるようにおもうけれど、さらにそのことの要因を考えてみると漠然とした空気が結果として我々にストレスを生じさせているのではないか。「なにもない」というのは具体的には言い得ないということとの池本評。故にそこがおもしろいと。
 「仮の名」の歌。「わが身か細く映る」→「われが小さく映る」としてはどうかという指摘。「逝く」とう表現でもよいしたとえば「5年」などでも一定の内容を表現できると。ぼくはこの歌に極選を書いた。ぼくの好みで言えばやはり「逝く」の方がいいのではと思うが…。
 「凹凸」の歌。これはぼくの歌。「わからないこと」の具体として「凹凸」を発見したこと、視点の発見によさがあると池本評。「~です~です」はそれほど気にならないが気になるようなら「~です~だ」などにすればと。それから歌のイメージから考えると「凹凸(おうとつ)」ではなく「凸凹(でこぼこ)」の方がよいのではとの指摘。なるほど。
 互選では次の歌が5票を集めた。
 △交差点 昨夜に何があったかはコートに包んでそれぞれを行く (中)
 池本評はB。「昨夜に何があったかは」→「昨夜に何があったかを」、「それぞれを」→「それぞれ」に。さらに初句の「交差点」の置き方に難あり。「昨夜ありしことコートに包んでそれぞれ行けり朝の交差路」というような方向で再構築できるのではと。
 題詠「じんわり」は参加者一同苦戦。圏外やCは無かったがいまひとつのように感じたのはぼくだけか。次回の題詠は「さらり」。