みずたまり

はしりながらねむれ

ハナキン

長い長い一週間です。休みはございません。どうしたことでしょうか。本日はUW(ウィスコンシン大学)へ行きました。教育行政の名誉教授の方の講義でした。それから数名の博士課程の人と話をいたしました。人生は単線レールではないということを感じました。それから学力をどうとらえるかという問題。これは日本でもアメリカでもかなりの葛藤があるようです。ブッシュ政権になってから最近、落ちこぼれを作らない法(No Child left Behind Law)ができ、結果として得点をあげることに重点が置かれつつあると。しかし、多くの現場ではそれではいけないのではないかということが言われているそうだ。学力のとらえ方にアポリアがあり、評価にまた困難があり、引き裂かれるただなかにいるのが教員ということになるのでしょうか。本日お会いした方々は、教員をやめて教育改革や教育行政について力を発揮すべく、UWでPh.Dをとろうとなさっていようです。はっきりいって、そういう方ではないと教育改革や教育行政に関わってはいけないと思います。日本のばあいはどうなっているのでしょうか。他の仕事と同じように教育もまたプロフェッショナルな仕事であるとの認識が必要ですし、プロフェッショナルな仕事人を養成するシステムもまた必要でありましょう。