みずたまり

はしりながらねむれ

水無月歌会@京大会館

 今月の第3土曜日も京都へ。いつものように7時9分鳥取発のスーパーはくとに乗る。京都駅着10時25分。それからスルットkansai1000円を購入して地下鉄で丸太町まで行きタクシーで京都大学の正門へ。運転手さんが饒舌でたのしい。正門には若人が待ってくれていた。京都大学を案内してもらう。素敵な大学だと思う。でもって、アメリカでもそうだったように大学生協へ。京都大学は日本有数の大学であることはいうまでもないこと。だが、ぼくが行ったいくつかのアメリカの大学のUBに比べるとがっかりするほど大学グッズがすくない。これはもったいないと思う。Tシャツも3種類くらいしかない。UCLAもUWマディソンもジョージタウンも大学グッズを計り知れないくらい売っていた。アメリカを真似することがよいとは思わないけど…。大学グッズに反して書籍販売のフロアーは最高。いい本がいっぱいある。さすがさすがさすが。こういうのが近所にあるといいなぁ。羨ましい。それから昼食を学食でいただき、若人と別れる。若人もいろいろな世界を広げているようで頼もしかった。うんうん。
 12時40分くらいに京大会館へ。いつもどおり歌会は盛況。池本先生もいらしていた。最初の締めのコメントは池本先生や編集長の松村さんや永田淳さん。若い人たちが信頼を得て、活躍できる雰囲気がある。そこが現在の塔の活力ある感じを生み出しているのだろう。会が始まってほどなく吉川さんがお嬢さんと一緒に登場(ぼくの斜め前に着席)。お嬢さんはじっと座って折り紙や読書(『ドラえもん』28巻)をなさっている。小さいのによく我慢できるなぁと感心。それからさらにしばらくして真中さんもいらっしゃる。仕事帰りの様子。歌壇で活躍なさっている注目の方々が歌会を大事になさっているんだなぁって思う。すごいことだ。そういう感覚や意識や考え方が塔の人々には共有されている気がする。そこにぼくは大いに惹かれる。だから塔・旧月歌会はすばらしいのだ。人が集いたくなるのだ。歌会終了は5時。作者一覧が配られたあと、「わりといい歌だったよ」と吉川さん。ひえーー。長いものに巻かれる感じの歓び。年齢は1つしか違わないのにこの違いはなんだろうなぁ。情けない。でもうれしかった。
 歌会のあとは約20名で宴。松村さんが本当に気を遣ってくださる。松村さんは楽しいし元気。一晩中でも一緒に飲んでいられそう。それから淳さんの周囲の把握と気遣いも脱帽。視野が広い。吉川さんや西之原さん、朝井さん、藤田さん、澤村さんなどなどみなさん楽しい方ばかり。あーーあ。飲みすぎました(2次会にも行く)。本当に楽しい会でした。酔っぱらって気が大きくなってしまった夜でもあり、そこは大いに反省。