みずたまり

走りながら睡れ

銀箱

銀箱書き忘れていたことを。この前の旧月歌会へ行った朝。いつもの通りスーパーはくとに乗り込んだ。いつものようにそれなりに席は埋まっていた。幸運にもぼくのとなりはずっと空いていてこりゃいいわーってな具合でいた。そうしていたら途中の上郡(かみごおり)駅で保冷保温につかうような銀色のもので包んだ箱をもったおじさんが座った。おじさんはじぶんの足もとに小さくはないその箱をどーんと置いて睡りはじめた。ぼくはおじさんが座るまでは睡っていたのだけど、目が覚めてしまった。と。ほどなくして、「リーンリーン」「リリリーン」というような鈴虫などの秋の虫の音。はて?今は秋?どこから?へんな感じをもちつつあたりを気にしてみるとどうやらこの銀箱から鳴っている感じ。リーンリーン。