みずたまり

はしりながらねむれ

「秋鹿」純米無濾過原酒 七号酵母 雄町

秋鹿寒くなってまいりました鳥取。中沢酒店へとしらずしらず車がすすんでおりました。
店主とあれこれはなしつつ、本日は「秋鹿」純米無濾過原酒 七号酵母 雄町。秋鹿は山田錦を低農薬で自作し、そのうえで丁寧にお酒をつくる小さな蔵という印象。精米率80%の山田錦と6号酵母でもって透明度の高く、旨味があってパワー溢れる酒を思い出すわけです。が、本日のは7号酵母であり、なんといっても「雄町」でありまする。ほほほ。一年の熟成の深い奥行きのある旨味をどうぞという店主。いやーーー。ぼくのツボをよーくわかっていただいておりまする。なんというか奥深さとぐーっとくる広がりによわいのですなぁ。果たして。予想以上に透明な色。特徴的な酸味。舌への刺激とパワー。そして、ぐーっときてひろがる感じの旨味。生酒や新酒では味わえない、濃厚凝縮ぶり。まいりましたぁ。