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みずたまり

走りながら睡れ

描写

ゆうひ鼻の奥の裏側というかそういう感じのところに痰というか濃い鼻水というかそういうものが張り付いている感じ。風邪だなこれは。昨日、件のクリニックでいただいた薬を服用している。
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村上 「風景描写のために、現場に行って写真撮影などの取材をする。それから写真に基づいて絵を描く」僕はこういうやり方はしません。現実的なものをすべて取り去ったあとに、脳に浮びあがった記憶だけに頼って、あらためて情景を描写しています。このようにして産みだした情景は、現実に存在しているもの以上に現実性を獲得することができます。もちろん何度も何度も丁寧に綿密に書き直す必要はありますが。(『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです村上春樹インタビュー集』文藝春秋2010p.38)

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「息の長い精密な描写力を身につけなくてはならない」というのは、僕にとっての命題として残ったし、僕は以来それなりに努力してちょっとずつではあるけれど、身につけていったと思うんです。たとえば今回の甲村記念図書館の描写だって、やっぱり『世界の終り』の描写があったから、いま自然にできるんですよね。まあ何だってそうだけど。ああいう立ち上げというのは難しいんですね。どれくらいリアルに細密に立ち上げられるかというのは。要するに、描写力なんです。(同p.128)