みずたまり

はしりながらねむれ

ルイ・アラゴン~ストラスブール大学の歌~

センター試験の本日。鳥取は雪の予報であったが、朝、雪は降らなかった。雪が降る/降らないは、受験生にとってずいぶんとちがう。降らなくてよかた。昼のニュースを見ていたら、東北地方の受験生へインタビューをしているのが流れていた。センター試験をうける東北の若人にとって、受験勉強を含めた日々の具体は何から何まで足りなさがあることだろう。ぼくの想像では届かないくらい。そんな若人の口から出てくることばにただただ、立ち止まらされる。「助けてくださったかたの、支援してくださるみなさんの力を勇気にかえてがんばります」と。

河合塾が「東日本大震災 学びと復興 支援プロジェクト」なるものを展開している。松下佳代さんもここに書いている。佳代さんはルイ・アラゴンの詩のあの有名な一節をひいている。

「教えるとは共に希望を語ること/学ぶとは誠実を胸に刻むこと」(ルイ・アラゴンストラスブール大学の歌」)