みずたまり

はしりながらねむれ

ロンドン2日め①(トラファルガー、ビッグベン、ウエストミンスター寺院)

トラファルガー今回のロンドンは、どうしてもロンドンに行きたい!というかねてから心に持っていたものではありません。もちろん、いつかはロンドンにもいきたいなあというのはありました。ではなぜ、ロンドンに?というと、要因はいくつかあげるとすればあげれるのですが、約10年前に出会った若人Tくんがいまロンドンにいるのであそびにきてください、と声をかけてくれたからです。日本でもゆびおりの大きな会社に勤める彼は、1年間のロンドン勤務を命じられて2012年3月末までロンドンに住むことになったのだそうです。これを知ったのが10月中旬、Facebookでのことした。ロンドンに来てください!という彼の言葉はぼくをなんだかゆさぶりました。シドニー以来ひとりで外国の街を歩いていないなあとか、いまの仕事が3年終わるなぁとか、ささやかだけれど自分なりにがんばってきたことがあってそういうことの疲れもあったり、いろんなことが思われてちょっと保守的になっている自分を解放しつつリフレッシュメントになるような時間をもとうということを強く思うようになったのでした。そんな彼と本日は会う日でした。

朝8時30分railのパディントン駅集合。昨日来たときには駅からホテルまで案外ある感じがしたので、8時10分には家を出ました。明るくて気候がよい感じです。なんとなくうろ覚えの感覚で歩いていると、あらあら、案外簡単にこれる道があったんだと気づきました。なんでもやり直してみるというのは大事なことです。駅まで一回曲がればあとはまっすぐ。ちょうど8時30分。彼がやってきました。パディントン鳥取人ふたりが久しぶりに会ってるということがとても不思議でした。といっても感動の再会という感じでもなく、自然な感じでした。彼は次の3月の誕生日で30歳になるのだそうです。おちつきのあるすてきな青年になっていました。
ビックベン
 パディントンから地下鉄にのってまず行くのはピカデリー・サーカスです。エロスの像が見えます。映像でよくみたるあの風景です。そこから歩いてすぐにトラファルガーの泉へ行きました。朝早いからか人がほとんどいません。ナショナル・ギャラリーも開館10時にまだまだ時間があるので人がおりません。そこから通りを下っていきます。本日はとにかくTくんがいるのでなにをやってもスムースです。しばらくはいろいろな大きな像がたちならぶ通りを行きます。そうしているとビッグベンが見えてきました。ビッグベンはたしか中学校の英語の教科書に載っていたはずです。ベンジャミン・ホールだったでしょうか。なんとなく覚えております。昨日ヒースローに降りるときミニチュアの街のように見えたロンドンにもたしかに見えた、そのままでした。隣にはウエストミンスター寺院。このあたりも土曜日だというのに朝早いからか人は少なめです。ビッグベンを左手にしてウエストミンスター寺院へ入りました。16£。意外と高いです。無料のアナウンス(日本語)のガイドを借りて耳にあてながらざっとひとまわりしました。なんというかとにかく意匠を凝らしたつくりでイギリス王室教会らしいといえばそういうことでした。ショップを通らないと出口にたどりつかないという造りはまさに商業主義な感じでもありましたのが残念。それから、セントジェームズ公園をあるいて、バッキンガム宮殿をめざします。ウエストミンスター寺院