みずたまり

はしりながらねむれ

とっとり歌壇@朝日新聞鳥取版2月26日

みずたまりあんの歌が本日のとっとり歌壇池本一郎選にとられた。
 ① レ点打つたびによろこぶ寝癖なりごきげんならん今朝の教授は
 ② 今気づくあたたかいんだ涙って流れた約束もう忘れよう
池本一郎先生の評は①「レ点は漢文の返り点。厳格な教授のぴんと立った髪が、黒板に勢いよく点を打つたびに跳ねる。それを喜ぶと見、ごきげんと感じた女学生。おもしろい」。②「内容はなかなかの青春歌だが、表現は〈気づく〉〈流れた〉を一考したい。とくに後者は涙の縁語だが、つきすぎ→〈海の〉などと離れて動きたい」とのこと。なるほど。①はみずたまり京都支部(?単独一人だけ)の奈央さん。現在能楽部の合宿中だとか。才能とは加齢による熟達をも凌駕するという感じか。すくすく伸びてほしいなぁ。②は福安さん。よかったね。それにしてもとっとり歌壇の常連とおぼしきみなさまは毎回コンスタントによい歌を提出なさっている。とっとり歌壇の投稿のみならず数をたくさんお詠みなのだろう。歌会にも複数所属されているのだろうなぁ。ぼくなんてまだまだだなぁ。前途ほど遠し(T_T)。まとめ:常連にも若き才能にも学ぶこと多し。
本日は夕方からみずたまり例会。1月はなかっただけにかなり楽しみ。