みずたまり

はしりながらねむれ

とっとり歌壇@朝日新聞鳥取版2月5日

とっとり歌壇にみずたまりあんの短歌が掲載された。
 ①年の瀬の片づけ終えしこたつには妻脱ぎ置きしレッグウォーマー
 ②数年の空白経ての年賀状「結婚したよ」と小さく記す
 ③除夜の鐘兄の越えない年を越え新しく生くうっすらと雪
池本一郎先生によると、③は「新しく生く-主語は私だが、人の世や天地までも含む表現。個の悲を越えて、鐘も雪も明晰だ」との評。①②は「下句がおもしろい」と。みずたまりでの研鑽が短歌としてもそれなりにやっていけるということの証ととれるかな。よかったよかった。みずたまりあんのみなさま今後も精進しましょう!