みずたまり

はしりながらねむれ

川畠成道のバイオリン

7分咲きあたたかい一日だった。朝にはまだ咲き始めたばかりの桜が夕刻には満開に近くなっていた。さて、本日はバイオリニストの川畠成道(かわばたなりみち)のバイオリン演奏を聴くことができた。偶然。ラッキー。すばらしかった。明日は鳥取県民文化会館梨花ホールでのコンサートらしい。川畠さんは10才のころぐらいに視力を失ったそうだ。英国王立音楽院などで修行をなさり、すばらしい腕前と数々の功績・受賞をなさっているとのこと。ぼくが本日幸運にも聞くことができたのは高校の体育館であったため音響は最悪だった。けれど、川畠さんのバイオリンはそれでもなおやはり何か澄み切っていて深く感じさせるものがあった。とても幸せな時間だった。