みずたまり

はしりながらねむれ

とっとり歌壇@朝日新聞鳥取版4月9日

池本一郎選にみずたまりあんの歌がとられました。ぼくでした。
 寄り道が好きだったなぁ年とった馬うつむきて門をくぐれり
評もいただきました。「初投稿のあらくれ(注:紙上では実名)作、下句の写実を経て上句に思いが及ぶ歌。むろん馬は人、とりわけ童心を忘れた自分である。〈うつむきて〉は抑えるべきか」。ご指摘は確かに。下句の写実に頼るのだからもっともっと写実を意識しなさいということだろう。今思うと「年とった」というのも気になる。いつかどこかで適切な表現が浮かぶまで懐にとっておこうと思う。それにしても池本先生には感謝。精進せねば。角川短歌賞締め切りまであと50日くらいかな。