みずたまり

はしりながらねむれ

笑顔と更新

本日はあるところで仕事をしておりました。一人で黙々と。図書館のような所をご想像してください。特に隠れるつもりもなかったのですが、どうやら死角になったようでした。女性の若人ふたりは私の存在に気づくようでもなく、友だちづきあいのことで話をしていました。
B 「Aちゃんってなんかすてきだよねぇ。」
A 「そんなことないよ。なんか私っていっつも受け身。本当は自分からこうしたいなぁとかこうしなきゃって思うのだけど、心と行動がさかさまで…。それでなんであの人私に○○してくれないの!っておもっちゃうことがよくある。だめだよ。」
B 「私も。なんかいっつも素直になれない。今日もね、本当はSちゃんにも自分から話しかけようっておもっていたのにできなかった。それでいて、Sちゃんは私に声かけてこないし…。Sちゃんって私のこと避けてるんだろうかとかいやなほういやなほうに思っちゃうし。」
A 「そうだったんだ。私な、思うんだけど。同じ部活のTちゃんと廊下あるいているときに顧問のH先生とすれ違ったことが何回かあるんだ。H先生はTちゃんには話しかけるのに私にはなーんにもないの。それで、H先生って私のこと気に入らないのかなぁ。Tちゃんってやっぱり気に入られているのかなぁとかって思ってたときもあった。でも、よく考えたら、Tちゃんっていっつも笑顔。あの笑顔ってすてきだと思わない?!あんな笑顔の人にだったら、そりゃあ声かけようと思うよね。それに比べて私って心と行動とがさかさまだから本当はH先生に声かけて欲しいとかって思っているのにつんとしてて。Tちゃんっていっつも笑顔。だれにでも笑顔。笑顔ってすてきだなぁって思うようになったんだ。私ね、それ以来、何かあったら笑顔!笑顔!って自分のなかで心がけてるんだ。」
若人もいろいろ考えているようです。ちょっと元気をいただきました。自己を更新することが他者を更新することであり、関係を更新することであり自己を更新することであります。そんなこんなでこのブログも本日更新できました。これもまた若人のおかげであります。笑顔の作り方を考えてみます。