みずたまり

はしりながらねむれ

BRAD MEHLDAU@大阪ブルーノート

メルドー写真ブラッド・メルドーのライブのために新装大阪ブルーノートへ行く。大阪駅から前よ近くなって中も広くなった。メルドーのライブは2年前の大阪ブルーノートでのライブ以来。あのときは、静謐なメルドーにグラナディアが必死についていっているという印象だった。さて今夜は1stセットのライブ。団体客があり、フロアーに座れず、ステージ正面のカウンターみたいなところ。結果的にこの席は音もよく、全体もよく見え、よかった。ライブは満足の一言。途中メルドーのMCがあったが、相変わらずぼそぼそと早口。分からないところもあり。1曲目ブルースっぽい曲でいきなりメルドーの雰囲気。2曲目ブラジルのギターリストの曲とか。ボッサ系。グラナディアのソロはもう一つか。3曲目はタイトル不明。3人ともにソロがあり。ドラムのジェフもすごくがんばっていた。4曲目。ガーシュウィンの「Someone To Watch Over Me」。これは一番新しいソロアルバム『LIve in TOKYO』でもやっていた曲。スタンダードをメルドーらしく脱構築。5曲目。これはグラナディアのソロから入った。Radio Headの「Everything In It's Right Place」(秋に出たトリオアルバム『Anything Goes』でもやっていた)。なかなかいい感じ。ということで、とりあえず終了。それからアンコール「Cry Me a River」(『Art Of The Trio Vol.5 - Progression』の1枚目にあり)。演奏自体はしっとりしていたけれど、アルバムにくらべるとちょっとあっさりめかな。という計6曲。6時10分くらいにスタートして7時25分に終了。メルドー復活!という印象を受けたとてもとてもすばらしいライブだったと思う。満足。